「POWDER SNOW」脳内ぐるぐるな雑記 2001.07 (a)


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2001/07/01 (日)

○ 「ルー=ガルー 忌避すべき狼/京極夏彦」

(ISBN4-19-861364-8/bk:IS::JB:BO::AM:eS::)

読者からの応募による未来社会の設定を盛り込んだ 画期的な双方向性インタラクティブ小説!

21世紀半ば。清潔で無機的な都市。 仮想的な均一化した世界で、14〜15歳の少女だけを狙った連続殺人事件が発生。 リアルな“死”に少女たちは覚醒した。……闘いが始まった。

まったく新しい京極ワールド! 帯より

ああ、京極夏彦ってこういう 作家だよなあ、といまさらながら思った。 『妖怪』シリーズと、わりと地続きなんだよね。

だってだって、 「近未来」で、「女子中学生」で、「アニメージュで設定募集」だよ ? 脳天気でむちゃくちゃで頭の悪い話を予想するじゃないですか。 これがまったくいつもながらの京極節で、 演出もライティングも音楽も何もかも時代劇のまま設定を 今にもってきちゃった 現代版必殺みたいだ、というかなんというか。 セーラームーンを見に行ったら中身はやっぱり必殺 だったのね、という感じかなー。 面白かったしむちゃくちゃではあったけれど、 読後感はかなり重かった。

○ 京極夏彦インタビュー

これでやっとネタバレを気にせずに 読めるぜー、ってことで SFマガジン 8月号の京極夏彦インタビューを読む (「今回に関して言うと、XXXxxXXXXXX 話じゃないですか」というのは ほんのりネタバレっぽい気がする……。気にしすぎかなあ)。 キャラクター小説に関するくだりがとても興味深い。

(キャラクター小説に関して) 目立つキャラを出すだけじゃダメて、 読者をキャラと同じ視線に引きずり込む技をどう編み出すかという 険しい茨の道がある。 キャラにファンがつくかどうかというのは、 人物造詣云々の問題ではなくて、 作中人物の視点と読者の視点の位置関係なんだと思うんですよ。 私小説の面白みは、一人称で語られるウソの世界が あたかもウソじゃないという書き方をして、 ウソなんだけどウソじゃないというお約束を成立させた ところにあるわけで。 キャラクター小説は、それとは違うウソのお約束を つくらなきゃいけない。すごくたいへんな作業なんですよ。

(SFマガジン 8月号 新 SF インターセクション 第 7回 の京極夏彦インタビューより)

面白い面白い。このあたり、ギャルゲーにも通じる部分があるよね (←ってそれかい……)。

○ Private Nurse

とりあえずインストール。このオープニング、いいよね。

本編。うう、彩乃がかわいいったらもう。 ひまが無いので 30分ほどで中断。あとは明日かな。


2001/07/02 (月)

○ 「Private Nurse /AngelSmile」

1st プレイは彩乃エンド。

うわわ、中学生の彩乃、可愛すぎです。ぐはーもうたまらーん。 幼なじみ好きなぼくには思いっきりツボな展開で。ええそりゃもう。 ぼくもじゃんけんしたいよ。

えっちな場面があまり好みじゃなかったのがちょっと残念だけれど (ぼくの好みよりは、かなり胸が大きすぎるのだ……)、 ふだんのなにげないシーンの空気が、すごく、いい。

こういう作品を見ると、やはり、 「物語」と作品との距離感を考えてしまう。

物語が物を語ろうとすると、 作品が物じゃないものをかたれなくなる。 物じゃないものをかたるには物語の重力は邪魔になる。

この作品の物語からの離れ方はそのあたりの要請だと思うし、 それは雰囲気描写の上では成功しているとも思うのだけれど、 作品全体としてどうかはまだ判断保留かな。 まりあシナリオを先に見ないとダメそうなシーンがちらりと 目についたし(これはもう手遅れなんだけれど)、 そちらはぜんぜん違う印象をもちそうな、そんな気もしたし。


2001/07/03 (火)


2001/07/04 (水)

○ `Rubyist!' Project Teamのページ

`Rubyist!' Project Teamのページ 、 Last-Modifiedは 1時間ごとに変わっちゃうのかあ。うーん、どうしよう。 ファイルサイズ変更を検出するしかないかなあ。 どうしようか、ちょっと保留中。無駄に Getしてごめんなさい。 (7/5追記: 高橋さんに 対応 していただきました。ありがとうございますー)

○ RWiki

ふと思い立って RWikiをおうちサーバに入れてみる。やあ、かなり楽しいです。

さすがに自宅のサーバ(P133,メモリ 40M)じゃあちょっと非力なので 公開はしないけれど、自分一人でメモ用に使う分にはぜんぜん問題ないかも。ドキュメントが多くなってくるとツライのかな。みんなどのくらいの スペックのマシンで動かしているのだろう。

○ RWikiのソース

RWikiのソースを見ているといろいろと面白くって、 Rubyって楽しいなーと思う。

たとえば↓こんな部分(ってこれは RWikiというより RDまわりだけれど)。 RWikiでは ((<ruby-list:12345>))などと記述すると bladeにリンクが 張られるんだけれど、そのあたりの処理ですね。

module RD
  class RD2RWikiVisitor < RDVisitor
    def install_ref_extension
      @ref_extension = []
      (methods + private_methods).sort.each do |m|
	if /^ref_ext/ =~ m
	  @ref_extension.push(m.intern)
	end
      end
      @ref_extension.push(:default_ref_ext)
    end
  end
end
(rd2rwiki-lib.rbから一部分を抜粋)

自分が持っている"ref_ext〜" という名前のメソッドを  @ref_extensionという配列に登録していってるんだよね。 この配列を参照してメソッドを呼び出すのは↓こんな感じ。

module RD
  class RD2RWikiVisitor < RDVisitor
    def apply_ref_extension(label, content)
      @ref_extension.each do |entry|
	result = __send__(entry, label, content)
	return result if result
      end
    end
  end
end
(やっぱり rd2rwiki-lib.rbから抜粋)

__send__()によって、 第 1パラメータで指定したメソッドを、以降のパラメータを引数として 呼び出している、と。

別のファイル↓、rd2rwiki-ext.rbでは実際のメソッドの定義を行っていて、 この #Add here! の部分に ref_ext_hogehoge... という名前の 関数を追加していくことで、 簡単に拡張が行えるようになっているわけですね。なるほど、 こんなふうに書けるのかあ。

module RD
  class RD2RWikiVisitor < RDVisitor
    def ref_ext_RubyML(label, content)
      return nil unless /^(ruby-(?:talk|list|dev|math|ext)):\s*(\d+)$/ =~ label
      ml = $1
      article = $2.sub(/^0+/, '')
      content = "[#{label}]" if label == content
      url_ref_ext("http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/#{ ml }/#{ article }", content)
    end
    # Add here!
  end # RD2RWikiVisitor
end # RD
(rd2rwiki-ext.rbから一部分を抜粋)

ページ(RWiki::PageFormat)管理周りも同じように後から 拡張が簡単に行えるようになっているみたい。面白い面白い。

○ クレイジータクシー

うひゃあ 。本気でしょうか。

○ 「九つの殺人メルヘン/鯨統一郎」

(ISBN4-334-07430-8/bk:IS::JB:BO::AM:eS::)

私は、ある小説の中で登場人物の口を借り、 アリバイ・トリックを九つのパターンに分類したことがある。 と、鯨統一郎さんはこの短編連作集で そのすべてのパターンを並べることに 挑戦したと言う。驚いた。 私が一生かかってやりたいと思っていたことを、 一冊の本でやってしまうなんて。
しかも、すべての短編が有名なメルヘンと結びついている上、 素材になったメルヘンに鯨さんお得意の<意外な新解釈>が加えられているとか。
これは一大事だ。有栖川有栖……作家

(裏表紙より)

鯨統一郎作品、あいかわらずこじつけっぷりが強烈。 本格ミステリ的な驚かされ方の楽しみはできないと 思うけれど、これもまた論理がなければ成り立たない作品の一つの 形ではあるのだろうな。

70年代の芸能界ネタ 、ターゲットはぼく(69年組) よりもちょっと年代が上な印象でした。ヤマトネタには笑ったなあ。

○ フルーツバスケット

明日放送開始かー。

zeroさんのところ 見なかったら忘れて見逃すところでした。感謝感謝です。


2001/07/05 (木)

○ 「君が望む永遠 体験版(アージュ)」

沖さんのところ を見て気になって、 PUREGIRLを買ってくる。

うわうわ、こんなところでひきますか。本編買わないわけには いかなくなっちゃったよー。なんか、しばらくこれ以外のゲーム プレイできなくなりそうなそんな予感。

ちなみに、速瀬ベンチは 16揺れでした。環境は PIII-800/Win2000/SBLive/GeForceMXです。

○ rubycolor.org

あ、すばやい対応 ありがとうございます 。お手数おかけしてごめんなさいです。

○ 「アップルシード(2)プロメテウスの解放/士郎正宗」

ああ、また数ページのあとがきのためだけに買ってしまった……。 攻殻(2)と見比べると、画の密度が違いますねー。そりゃそうか。

○ 士郎正宗作品

諸星さん@ワープボード01 での kenii さんの投稿 から、 ちょっとマニアックなヒストリー構造解析 を読む。

なるほどなあ。アップルシード OVAの話など、いろいろと面白い。


2001/07/06 (金)

○ アリーテ姫

「アリーテ姫」の片淵須直監督の日記 を読んでいて、6月16日の記述に目をひかれた。

ところで、クラークの第二法則を掲げておこう。
『可能性の限界を見極める唯一の方法は、 不可能の領域に足を踏み入れて見ることだ』 『アリーテ姫』はそういう映画でもある。

(片淵須直監督の「よもやま話」2001年 6月 16日より)

うむ、格好よい。すごく格好よい。「千と千尋〜」よりずっと気になる。 あーもう絶対見に行こうっと。

○ ひざうら

ひざうらー。ひざうらー (←うるさい(笑))

○ 「R.O.D(1) (DVD)」

めがやん評価は眼鏡っ娘がからむと信用ならないので 保留していたんだけれど、 みくろさんが誉めていたので買ってくる。

おおっ、面白い面白い。アクションが格好いいなあ。 オープニングもハードボイルドでよいよい。 漫画も小説ももう切っちゃったんだけれど、 このアニメ版は見つづけよう、うん。


2001/07/07 (土)

○ 「密室・殺人/小林泰三」

(ISBN4-04-347004-5/bk:IS::JB:BO::AM:eS::)

私立探偵、 四里川陣と助手の四ッ谷玲子のもとを訪れた依頼人は 「息子の殺人容疑を晴らしてほしい」と 泣きついた。 事件の起きた亜細山に向かう礼子だが、 電車で乗り合わせた老人は 山にまつわる怨霊伝説を語る。 礼子を悩ます、「密室殺人」ならぬ「密室」&「殺人」の謎。 さらには、彼女の心に眠る おぞましい記憶が覚醒し、増幅していく……。 絶妙のバランスでちりばめられた ユーモアとサスペンス、 どんな想像をも裏切る結末。 ホラー界の気鋭が放つ異色ミステリ!

(裏表紙より)

うわ、うわ、すっごく好きだ。

「酔歩する男」がもうむっちゃ好きで。

小林泰三はぼくにとって SF作家として重要で、 「ミステリ」なんかには絶対あげないぞっ、と勝手に 思っていたので、本作を読む前には 期待と不安が半分半分だったのですが。

いやあ、この作品はミステリというよりも ぼくの SFハートに思いっきりツボでした。この、 眩暈のするラストがたまりません。 何をかいてもネタバレになりそうなので内容については なんにも記述しないでおくけれど、とにかくおすすめ。

○ 「ドラマCD Kanon (1)〜(5)」

突発的に聞いてみたくなって買ってくる。 まえから GORRYさんの日記とかで言及されているのを 見ていて気にはなっていたんだよね。

一気に 5作品を聴く。 ……すごく良い出来で驚いた。 いや、ほんとに演出も、音の使い方も、演技も良いんですよ。 このあたり、 GORRYさんの日記での言及 が、すごく興味深い。というか、ずっと未読状態だったのを やっと読めました(笑)

声優では 祐一役の私市さんの演技が秀逸。 これを聞くだけでも CD買った価値があったなあ、と思ったくらい。

あと、やっぱり音声をそれぞれ別取するゲームの方法って、 演技の魅力は思いっきりうすれるよなあ、と、 掛け合いの部分を聞いていて再確認したかも。 ゲームの場合、間の取り方の問題もあるんだけれど、 演技者が一緒に演じない問題もかなり大きいよなあ。

○ 「繭の夏/佐々木俊介」

(ISBN4-488-43301-4/bk:IS::JB:BO::AM:eS::)

過去に未解決の殺人事件が存在したかもしれない。 あたしたちがその謎を解くヒントを手にしているのかもしれない。 二人して期間限定の探偵になっちゃおうよ、 夏休みオンリーの探偵に。 (スリーピング・マーダー)……凄くいい言葉じゃないの。 ――祥子の熱意に絆された格好で弟の敬太郎も同調、 天井裏から見つかった人形に端を発する事件探しは、 瓢箪から駒の展開を見せていく……

(裏表紙より)

ラストのサプライズがあまり無いし、 終わり方にもう少し余韻が欲しかった気もするんだけれど、 そこまでの展開は楽しかった。

とにかく「お姉ちゃんと一緒に過去の事件を追う」というシチュエーションが 良いんですよー。ってまあこれは個人的嗜好がアレでナニなわけですが。 いやでも、そういう部分、ミステリじゃなく青春物として好きな作品です。

○ フルーツバスケット

第 1話を見る。ああ、結構良い感じ。

原作って、キャラをいじめる描写の中に、 なんというのかな、透明で冷たい残酷さというか、 残酷な冷たさというか、 そういうものを感じる部分があるじゃないですか。 いや、本質はあたたかい作品なんだけれど、 その中に冷徹で残酷な部分があるからこそぐっと泣ける (このあたりが泣きゲーに通じると思ってたりも するんだけれど)部分というか、 「お涙ちょうだい物という言葉に含まれる なまっぽさ」を排除したクールな感覚というか。

そのあたり、アニメではどう描写されるのか、 ちょっと気になってたりします。大地監督って、 そういう冷たい描写が苦手なのじゃないかな、と 思うことがあるし。

……とか書いたけれど、 ひょっとしてひょっとすると、 たてのさんの 仰しゃる「非現実的なキャラとしてしか認識できなかった」 というのが、ぼくの感じる「冷たさ、なまっぽくなさ」なのかなあ。 だとすると、 アニメでは人が演じることによって 生っぽさを獲得してしまうのかもしれない、なんて。 いや、ちょっと思い付いただけなんだけれどね。

○ うなじ

部長のところ から フランス書院文庫山本直樹インタビューでのうなじ発言へ 。わはははは。それはすばらしいぞー(笑)


2001/07/08 (日)

○ 会話文と句点と

会話文の最後の句点 、 ぼくも違和感を感じることがありますが、 文法としては付加するのが正しい、と聞いたことがあります。

ちょっと Webぐるぐるしても資料は見つかりませんでしたが、 たとえば 鈴木輝一郎さんの 2000年 4月 21日の日記 など。

 遙洋子『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(1月20日・筑摩書房)読了。 これは収穫。本文とは関係ない話ですが、センテンスを鉤括弧「」 で囲む場合、普通はセンテンスの最後の句点を省略するですが、 本書は句点もついているのが珍しい。 教科書とか戦前の文献類ではとく見かけるんですが。

 ちなみに、文芸書などの会話文で「」でセンテンスを囲む場合、 句点をつけないのはいわゆる『単なる習慣』で、 文法的には句点をつけるのが正しいんだそうです。

(鈴木輝一郎の日記 2000年4月21日より)

ふむむ、「単なる習慣」ですかー。

ちなみに、ちょうどいま読んでいた「パンドラの匣/太宰治」(新潮文庫版) は、会話最後に句点を付加している作品でした。

# 前に Web日記上でも話題になったことがあったような……。

○ ファイナルファンタジーX

ジーパラでFF Xが特集されていますね

しかし……。やっぱり……。

萌えが足り―んっ。 ぜんっぜん足りないよー。 もっとアニメっぽくなきゃ やだーい。なんのための PS2 ですか。こんちくしょー。

アニメ絵が嫌いな人への対応なのでしょうか。

○ 文法と句点

「日記ノート」、點と線 から。

句讀點は文法とは關係有りません。 従って「文法としては付加するのが正しい」 といふのは特に根據はないと思ひます。 傍線や圈點も文法には關係ないでせう。 そんなこと言ったら、中学あたりの英語教育では、 日本語譯する場合に「!」も「?」も使へないとしていますし。

一方、附加されてゐた場合に違和感を感ずるか、といふのは個人の讀み方の問題でせうね。

(「日記ノート」點と線より)

なるほど。フォローありがとうございます。

文法でなぜ句点付加が正しいと判断されるのか不思議だったのだけれど、 文法ではなく文部省などでの推奨表記が元ネタなのかな。 と思って Webをぐるぐるして発見したのが↓こちら。

この、『くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)』が 閉じ括弧の前の句点付加が正しいとみなされる 根拠になったように思えますね。


2001/07/09 (月)

○ 「ぷにぷに☆ぽえみぃ 〜小林伝説〜/黒田洋介」

(ISBN4-04-426001-X/bk:IS::JB:BO::AM:eS::)

らじさんのところ (7/8)を見て気になって購入してくる。

……な、な、な、なんじゃこりゃーっ。

なんか、もう、ものすごいです。 ぼくがいままで読んできた小説の中で、一番すごいかも (←すごく良い、とか、すごく面白い、とかでは無いことに注意(笑))。 もう、とにかくすごいとしか。河合あみこさんの日記をはじめて読んだ時の ような衝撃。

たとえばね。

「……あのね、昨日、いづえお姉ちゃんが、新しいパソコンゲームを買ってきたの。 これが今流行っている『FF IX』よ……とか言ってたんだけど、 流行っているのは『X』だと思うし、 会社名が『イリュージョン』になってておかしいなとか 感じてるんだけど、でもでも、すごく面白そうなんだよ。 女の人の CGがとても綺麗で、後を付け回したりできるの。ぽえみちゃん、 よかったら、あたしの家で一緒に……」

(p49. ぽえみの親友、ふたばの科白)

とか、

「共演者のことを、もっとよく調べておくべきだった。 ぽえみを指名なんかしてくるから、 てっきり、がっぷ獅子丸がコケにしそうなクソゲーだと思ってたのに……」

(p90. ぽえみのマネージャー、緒方さんの科白)

なーんて科白があったり。いきなり、

ナベシン他界!!

だったり、そりゃもうたーいへん。全編そんなんです。 こんな強烈な作品は見たことないよ。 読者にオタク的な(アニメ、漫画、エロゲ関連)素養がなければ ちーっともわからんと思いますが、いやあ、これはすごいわ。

とりあえず、ぼくの日記を読んでいる人は多分大丈夫だと思うので、 とにかくみんな読めっ(笑)

○ 胸だけ成長

ご参考に 、とゆわれても。うわーん。 やだいやだい、しっかり成長なんてやだーいっ(←泣くなよ)。

○ そば

青月にじむさんのところ を読んでいたら、無性にそばが食べたくなって困った。 三色そばも天とじそばも、おいしそうなんだもの。 うちが神田の近くならよかったのになあ。

札幌でおいしいそば屋さん、どこかにないかしらん。


2001/07/10 (火)

○ 「フリッカー式/佐藤友哉」

(ISBN4-06-182196-2/bk:IS::JB:BO::AM:eS::)

妹が死んだ。
自殺だった、
と僕のイカれた家族は云うが。
そして現れた男。手にはビデオ。
内容は妹のレイプ中継。
渡されたのはレイプ魔どもの
愛娘達の克明すぎる行動表。
こうされちゃあ、することは一つ。
これが自然な思考だね。
そして僕は、少女達の捕獲を開始した。
その果てに……、
私は病気。
でも、誰にも相談できない。
絶対に云えないよ。
七十七人の少女を屠った
連続殺人犯、突き刺しジャック。
彼が少女を殺す時……
彼の視覚が私の視覚に接続するの。
怖いよ。もう駄目。しかも彼は、
私の存在を知っている。
そして私は、彼に立ち向かってしまった。
その向こう側に、
こんな馬鹿げた世界が
用意されているなんて知りもせず。
(裏表紙より)

「本書は、『ああっ、お兄ちゃーん』と云う方に最適です(嘘)。」だって。 なんちう惹句だい。

まあ内容はかなりソレ系で。 「妹をレイプされた兄が、レイプ魔の娘達を監禁、復讐する」 という基本設定からして、あんたツグナヒですか、と突っ込みをいれたくなるような 展開で。いや、それ以前に、作品冒頭からして、 「起きろ起きろおきろー」 と妹が兄の寝床を襲うというあまりといえばあまりのもエロゲのベタな世界で、 いやはやなんといっていいやら。実際にマルチやらさくらやらちぃやらといった ネタも出てくるし。

小説的には、途中までの雰囲気は良かったんだけれど、 ラストに驚きは無いし、萌えも痛みも無いし、うーん、ツラいかな−。 ミステリとして読まなければいい気もするけれど、 それならそれでもっと最後無茶してほしいよ。 文章や空気はわりと好みなんだけれどなあ。 全体としてはいつものメフィスト賞関連の作品といった印象。

この設定ならもっと 思いっきり泣きゲーが狙えたのではないかと思うのだけれどどうでしょうか。 やっぱりダメ?

らじさんのところ (7/9)を見ると、すでに 2chでは 葉鍵板にまでスレが立っている 様子。そんなに話題にするほどの作品でもないかも……。

○ 黒田洋介作品

前科あり ですか。ううむ、プリティサミーの小説も要チェックなのかー。


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この日記は、GNSを使用して作成されています。んでもって、ほんのちょっとだけ改造させてもらっていますー。